[エルサレム 6日 ロイター] - イスラエルのカラ通信相は6日、カタールを拠点とするテレビ局アルジャジーラについて、記者証の無効化やエルサレム支局の閉鎖などを行う計画だと述べた。

ただ、こうした措置を直ちに取るとはみられず、当局者によると、実施には法的手続きが必要となるという。

カラ氏は記者会見で、イスラエルの治安強化と、「イスラエルに拠点を置く放送局が公平な報道を行う状況をもたらす」ことが目的だと説明。

また「ほぼ全てのアラブ諸国によってテロ行為を支援していると考えられ、われわれもそれを確信している」メディアに対し、措置を講じる必要があると述べた。

カタールは、アルジャジーラなどを巡ってアラブ諸国4カ国と対立しており、イスラエルの対応によって一段の圧力を受けることになる。

アルジャジーラはカラ氏の発言は根拠がなく、実施されれば法的措置を取る方針だとした。イスラエルで活動するアルジャジーラのジャーナリストは約30人。

イスラエルのネタニヤフ首相は先月、アルジャジーラがエルサレムでの暴力行為をあおっているとして、イスラエル拠点閉鎖に向けて動く考えを示していた。

首相に近い当局者は、アルジャジーラを閉鎖すればイスラエルが報道の自由に反対しているとの印象を与えないかとの質問に対し、同国は多様な意見を受け入れるが、扇動行為には反対すると述べた。