価値の落ちやすい自己満足住宅

 価値が落ちやすい住宅の例をひとつ挙げておこう。住宅は個人の財産でもあるが、社会的な資産でもある。

 個人の好みが前面に出すぎたために、長く使われることなく、短期間で建替えられるとしたら、社会全体としてみればマイナスだ。個性が強すぎる住宅は、売却にも苦労する。

 もちろん、無難で無個性な家がいいということではない。外観や間取りなど基本的な部分はシンプルにしつつ、住む人の個性は内装やインテリアなど後から変更しやすい部分で発揮すればいいだろう。

 また、可変性やメンテナンスのしやすさを新築時から取り入れておくことも重要だ。そうすれば多少個性的な設計になっていても、次に住む人が調整できる。

 是非、長い時間軸と広い視野から住まいづくりをとらえていただきたい。

 


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