[ベルリン 7日 ロイター] - 市場調査グループのセンティックスが発表した8月のユーロ圏投資家センチメント指数は27.7と、7月の28.3から小幅に低下した。ロイターがまとめたアナリスト予想の中間値(27.8)とほぼ一致した。

センチメント指数は現況指数の伸びに支えられたが、米経済への懸念やドイツ自動車業界の排ガス不正問題の広がりを背景に期待指数は大きく落ち込んだ。

現況指数は8カ月連続で上昇し、40.0と2007年11月以来の高水準となった。

一方、期待指数は16.0で、7月の19.8から低下した。

センティックスは「経済の勢いがピークを過ぎたことがますます明確になっている」との懸念を示した。

「期待指数は、5カ月連続で落ち込んだ米国を中心に世界中で低下している。ドイツでも自動車業界のスキャンダルが経済ムードに打撃を与え、低下している」と指摘した。

米国の投資家センチメント指数は14.1と7月の14.8から低下。トランプ米大統領は自身の「成功」を誇示しているものの、投資家は慎重姿勢を強めている。

ドイツのセンチメント指数は33.2で、7月の37.5から低下した。低下は3カ月連続。期待指数は12.5から5.75に落ち込んだ。

調査は投資家1037人を対象に8月3─5日に実施された。