[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種平均が終値ベースで9営業日連続して過去最高値を更新した。S&P総合500種とナスダック総合指数も上伸。エネルギー株が売られた半面、消費関連株やハイテク株は買いが優勢だった。

S&P指数のセクター別では生活必需品株<.SPLRCS>が0.7%、情報技術株<.SPLRCT>が0.6%それぞれ上昇し、相場の上げを主導した。

個別銘柄では小売り最大手ウォールマート・ストアーズ<WMT.N>が1%高。食肉加工のタイソン・フーズ<TSN.N>も好決算を追い風に5.7%と大幅上昇した。

リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は、学校の新学期入りを控えた買い物シーズンを迎えて小売株など今回の相場上昇局面で出遅れていたセクターが買いを集めたと指摘。「投資対象セクターのかなり小規模な切り替えが行われたというのが実際のところだ」と述べた。

エネルギー株<.SPNY>は0.9%安。リビアの主要油田での生産回復や石油輸出国機構(OPEC)加盟国や米国での生産増加に対する警戒感から原油相場が下落したことが重しになった。

米議会が休会となってトランプ大統領が夏休み入りしたほか、全般に予想を上回る内容となった企業決算も発表シーズンが終盤に差し掛かったことから、商いは比較的低調だった。

ボストン・プライベート・ウェルスのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ロバート・パブリク氏は「きょうは取引に方向感がなかった。決算発表シーズンが終わりつつある上に週内は経済関連の手掛かりが薄く、売る理由はないが、さりとてこの水準では買う材料も見当たらない」と述べた。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.08対1だった。一方、ナスダックは1.07対1で上げが下げを上回った。

米取引所の合算出来高は約52億9000万株で、直近20営業日の平均である61億3000万株を下回った。