日経平均が2万円前後から抜け出せない夏枯れ相場

 わが国の株式市場は、日経平均で2万円前後を小動きする「夏枯れ」的なムードを抜け出せない。

 表面的には、NYダウが連日高値を更新する好材料がありつつも、ドル安・円高気味なので、両者が拮抗して上にも下にも放れないといった状況に見える。しかし、日銀が年間6兆円ものETF買いを続けているのに、株価の上値が重いという状況は、心理的にはかなり気持ちが悪い。

 一方、当面、日本は金融緩和が続くので「まだ」株価は上がるはずだというのが理屈であり、期待でもあるのだが、安倍政権が来年の3月の日銀総裁交代までもたない場合はこのシナリオに狂いが生じる可能性が大きい。