ヘッドハンターから声が掛かると転職を考える上で自信にもなります。特に35歳前後からの転職話はプレーヤーとしてではなく、人として買われるのです!(写真はイメージです)

35歳までの転職ポイントは
「プレーヤー力」 

 皆さんも、「35歳転職限界説」という言葉を聞いたことがあると思います。本連載の第1回「なぜ30代は修羅場を自分で作り、乗り切る経験が必要なのか」でも少しだけこの話題に触れました。私の場合はヘッドハンティングでしたが、この限界説の実態について紹介させていただきました。

 今回はもう少し深く、この話題を掘り起こしてみたいと思います。

 私はコンサルタントだったので、通常の人よりは早い段階、20代の後半からヘッドハンティングの声が掛かるようになりました。掛かる先の多くは外資系コンサルティングファームでした。声が掛かるようになったのは大学院を出て、専門をマーケティングからHRM(ヒューマンリソースマネジメント)に変更してからでした。

 まだ著作もないし、たいした実績も挙げていない頃から声が掛かり始めたので、おそらく、クライアントや講演会参加者からの口コミ経由ではないかと思っています。

 当時、私に転職の意思はありませんでしたが、そうして声が掛かるということはいわば勲章のようなものだと感じていました。もちろん、自信にもなりました。

 特に嬉しかったのは海外のヘッドハンターからの誘いでした。例えば世界銀行の組織開発担当などという話もありました。勤務地を尋ねると「主にワシントン」という答えが返ってきました。世界銀行だからワシントンだろうと思うわけですが、この「主に(mainly)」という言葉が引っかかりました。