[東京 10日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は10日、メキシコに建設中の工場の稼働時期について、当初予定の2019年から20年前半にずれ込む見通しを明らかにした。マツダ<7261.T>との米国での合弁新工場建設に伴い、メキシコ新工場での生産車種が当初の小型車「カローラ」からピックアップトラック「タコマ」に変更となり、部品供給網の再構築に時間がかかるため。

トヨタの広報担当者は「新工場の立ち上げは生産車種変更を踏まえ、20年前半を想定しているが、サプライヤーや地域への影響を最小化すべく、時期の前倒しに最大限努力する」と述べた。

トヨタは4日、マツダとの資本提携を発表、両社で米国に21年稼働予定の合弁工場を建設する計画も打ち出した。これに伴い、トヨタがメキシコ・グアナファト州で建設中の工場では、生産車種をカローラからタコマに切り替えた。小型車とピックアップトラックでは車台(プラットフォーム)など基本構造が大きく異なるため、調達部品にも変更が生じる。

メキシコで生産する予定だったカローラは、21年にマツダとの合弁新工場が稼働するまでの約2年間、米ミシシッピ州の既存工場に加え、日本の工場でも生産する予定だ。

(白木真紀、山崎牧子)