[モントリオール 9日 ロイター] - カナダ当局は、難民認定を求めて米国から流入する人々の増加に対応するため、ニューヨーク州との国境付近に簡易テントなどの一時受け入れ施設を設ける。

東部ケベック州のモントリオールには、難民認定を求めて毎日約250人が流入している。州当局はこうした人々を一時的に受け入れるため、既に五輪スタジアムも開放した。

カナダの国境管理当局者によると、米国から流入する難民の大半はハイチ人で、トランプ米政権の難民政策により国外退去させられることを恐れ国境を越えているという。

2010年のハイチ大地震の被災者5万人以上が現在、米国で一時的な保護措置の下で暮らしている。米国土安全保障省はこの措置を来年1月まで延長することを決定した。ただ今年5月、ハイチに帰国するための書類を準備するよう通達した。

ハイチ移民を支援するモントリオールの地域センター担当者は、カナダは難民を国外退去させないとの誤った情報が広がっていることが、カナダに流入するハイチ人の急増の一因になっていると説明した。