[東京 14日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の109.36/38円だった。仲値にかけて輸入企業のドル買い/円売りが入った。一時109円半ばまで上昇したが、それ以上の上値追いには慎重だった。

朝方109円付近で推移していたドルは、輸入企業などの買いでじりじり上昇。米長期金利の小幅持ち直しも支援材料となり、一時109.45円まで上昇した。その後は、引き続き米国・北朝鮮関係の緊張が警戒された。

北朝鮮情勢については「有事発生を織り込むわけにはいかないが、まったく意識しないわけにもいかない。何か次のニュースが出るまで手控えになりがち」(FX会社)との声が出ていた。

北朝鮮は、記念日に合わせてミサイル実験を行う傾向がある。目先は8月15日に祖国解放記念日、同25日に先軍節(金正日氏が先軍政治を始めた日)などがあり、一定の注意が必要とされる。

仮に北朝鮮絡みで有事が起きれば、ドル/円は瞬間的に円高方向に動くとみられている。「年初来安値はあっさり更新するだろう。ただ、108円を下抜けても107円台に定着しなければ、瞬間的な動きとして処理され買いも入りそうだ」(同)との見方がある。