[上海 14日 ロイター] - 前場の中国株式市場は反発した。国家統計局がこの日発表した7月の鉱工業生産と小売売上高、1─7月の固定資産投資は、いずれも前年比の伸びがエコノミスト予想を下回ったものの、特に材料視されなかった。

上海総合指数<.SSEC>前場終値は13.9372ポイント(0.43%)高の3222.4785。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数<.CSI300>前場終値は32.252ポイント(0.88%)高の3679.602。

国都証券(北京)のアナリスト、Xiao Shijun氏は「今朝の指標は予想を下回る内容だったが、市場では大きな懸念は出ていない」と指摘。「相対的に大幅下落した成長株の一角は、短期的にテクニカルな反発をみせるだろう」と予想した。

個別株では中国アルミ(チャルコ)<601600.SS>が0.8%高。7月の中国のアルミニウム生産量は、過去最高を記録した6月(293万トン)から8.2%減少し269万トンとなった。アルミニウム価格を数年ぶり高値に押し上げる要因となった生産能力の削減が影響した。

鉄鋼株も高い。この日発表された7月の国内鉄鋼生産量は、前年比10.3%増の7402万トンとなり、前月に続いて過去最高を更新した。

河北鋼鉄集団<000709.SZ>は1.7%高、鞍山鋼鉄(鞍鋼)<000898.SZ>は3.1%高。

素材株指数<.CSI300MT>は1.3%上昇した。

香港株式市場は大幅反発。

ハンセン指数<.HSI>前場終値は314.25ポイント(1.17%)高の2万7197.76。

ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>前場終値は122.78ポイント(1.16%)高の1万0695.75。