[ワシントン/ニューヨーク 14日 ロイター] - ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は14日、連邦準備理事会(FRB)が9月にバランスシート縮小を開始するとの見通しは不合理ではなく、経済指標が持ちこたえれば年内あと1回の利上げがある、との見方を示した。

総裁はアソシエーテッド・プレス(AP)とのインタビューで「(バランスシート縮小に関する)市場参加者の期待は不合理ではないと思う」と述べた。

そのうえで、FRBのバランスシートの規模については5年後には2兆5000億─3兆5000億ドルに縮小するとの見通しを示した。

また「経済見通しがどのように推移するかによる」とし、経済が自身の予想通りに進展するなら「年内あと1回の利上げ実施を支持する」とした。

次期FRB議長候補の1人として名前が挙がっているゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長について、ダドリー総裁は「金融市場に精通している妥当な候補」と評した。ダドリー、コーン両氏ともに金融大手ゴールドマン・サックス出身で、コーン氏は同社の元社長、ダドリー氏はパートナーだった。

トランプ大統領はコーン氏のほか、現職のイエレン議長の再任も検討していると言明している。

ダドリー氏はFRBの独立性について聞かれ、「トランプ政権はFRBへの不干渉を明確にしてきた」と指摘。「金融政策を大いに尊重し、その政策プロセスの政治化を避けてきた」との見方を示した。

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