[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比252円03銭高の1万9789円13銭となり、5日ぶりに大幅反発した。北朝鮮情勢を巡る緊張感が和らぎ、前日の米国株が大幅高、円相場は弱含みとなったことで、朝方から幅広く買い戻しが先行した。日経平均は前日まで4日続落していたため、短期的な自律反発狙いの買いも入ったとみられている。取引時間中に為替が1ドル110円台前半まで円安に振れ、日経平均も前引けにかけて堅調が持続した。

TOPIXも5日ぶり反発。業種別では保険、銀行、証券などの金融セクターが上昇率上位にランクインした。電機、輸送用機器などの輸出株も堅調だった。半面、石油・石炭、鉱業などの資源系は軟調だった。市場では「買い戻しや自律反発狙いの買いが先行したが、国内企業の4―6月期決算が先行き期待を高める内容だったため、押し目を待っていた投資家も少なくない。下値では買いが入ることを示した」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり1605銘柄に対し、値下がりが326銘柄、変わらずが89銘柄だった。