[上海 15日 ロイター] - 中国株式市場は、続伸して前場の取引を終えた。好決算期待から銀行株が特に上昇した。

上海総合指数<.SSEC>前場終値は20.7970ポイント(0.64%)高の3258.1572。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数<.CSI300>前場終値は17.439ポイント(0.47%)高の3712.122。

あるアナリストは「相場は11日に調整したが、前日の中小企業の堅調なパフォーマンスを受け、銀行と保険株が反発している。銀行の業績が市場予想を上回るなか、増益のニュースも材料視されている」と語った。

中国の銀行規制当局は前日、上期の商業銀行の利益が前年同期比8%近く増加したと発表した。一方、6月末時点の不良債権は3月末時点から増加しなかった。

中国銀行<601988.SS>は4.1%、招商銀行<600036.SS>は3.6%、それぞれ上昇した。

ハイテク株も前日に続き買いが優勢となった。

人工知能(AI)を手掛ける科大訊飛<002230.SZ>は一時、約2年ぶり高値をつけ、3%高で前引けた。同社は先週、上期の利益が58.1%増加したと発表した。

セキュリティ関連製品メーカーの浙江大華技術<002236.SZ>は4.7%高。ノムラとドイツ銀行は先週、同社の目標株価を引き上げた。

香港株式市場も上昇して前引けた。中国本土の銀行株の上げが相場を支援した。

ハンセン指数<.HSI>前場終値は107.86ポイント(0.40%)高の2万7358.09。

ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>前場終値は125.68ポイント(1.17%)高の1万0832.92。

中国工商銀行(ICBC)<1398.HK>は3.9%高。

中国のコングロマリット大連万達集団(ワンダ・グループ)の不動産子会社である万達酒店発展(ワンダ・ホテル・デベロップメント)<0169.HK>は1.4%安。

万達酒店発展は先週、グループの創業者である王健林氏が支配する複数の企業から10億ドル超相当の資産を購入するとの計画を明らかにした。これを受けて株価は前日、2年ぶり高値を付けた。

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