[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の110円前半だった。北朝鮮への過度な懸念がひとまず後退し、リスク回避時の円買いの巻き戻しが進んだ。

正午付近に110.10円台だったドルは、日経平均の堅調推移や米長期金利の持ち直しを眺め、一時110.45円まで上昇。ユーロ/円は130.03円付近、英ポンド/円は143.19円付近にそれぞれ上値を伸ばした。

朝方、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、グアムへのミサイル発射計画について軍から報告を受け、何らかの決定を下す前にもう少し米国の行動を注視する姿勢を示したと伝わった。「今すぐ事態が緊迫するような様子はうかがえない」(国内金融機関)との受け止める声が聞かれた。

米朝間の緊張の高まりが意識される中、米消費者物価指数(CPI)が予想から下振れた11日に、ドルは一時108.72円まで下落していた。

リスク回避ムードは和らいだが、「ミサイル攻撃計画は中止ではなく延期」(外為アナリスト)として、その持続性を疑問視する向きもいる。ドルが111円方向へ向かうには、北朝鮮以外の材料が必要との声も出ていた。

午前は安倍晋三首相とトランプ米大統領の電話会談の内容が伝わったが、相場の反応は限られた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.38/40 1.1758/62 129.81/85

午前9時現在 109.92/94 1.1774/78 129.43/47

NY午後5時 109.62/65 1.1778/82 129.10/14