[15日 ロイター] - 米財務省が発表した6月の対米証券投資統計によると、中国の米財務省証券保有額が1兆1465億ドルとなり、国別保有額で首位の座を奪還した。前月までは日本がトップの座を8カ月間維持していた。

中国の6月の米財務省証券保有額は、昨年9月以来の高水準。

5月の保有額は1兆1022億ドルだった。

中国は資本流出が減少する中、米国債保有を増やしてきた。中国の6月末の外貨準備高は32億ドル増加し、3兆0570億ドルとなった。7月末の外貨準備高は3兆0810億ドルだった。

大和キャピタルマーケッツ(香港)のアジア地域(日本除く)担当チームエコノミスト、ケビン・ライ氏は「中国はポートフォリオを少し入れ替えたかもしれない。おそらく、足元のドルが魅力的な水準にあるとして、(米国債の)保有を増やしたのだろう」と述べた。

日本の6月の米財務省証券保有額は1兆0908億ドル。5月の1兆1113億ドルから減少した。減少幅は昨年11月以来の大きさ。

3位はアイルランドで保有額は3025億ドルと、5月の2958億ドルから増加した。

海外投資家による財務相証券投資は197億3000万ドルの買い越し。前月は463億7000万ドルの買い越しと2015年6月以来以降で最高だった。

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