[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比3円46銭高の1万9756円77銭となり、小幅続伸した。為替は1ドル=110円台後半とやや円安に振れたものの、前日に大幅高となった反動で利益確定売りが目立った。個別銘柄の物色は見られたが、全体相場の方向感は出ず、前日の終値を挟んだ小幅な値動きに終始した。東証1部の売買代金は8865億円で1兆円に届かず、商いは薄かった。

TOPIXも小幅続伸。セクター別では石油・石炭、水産・農林などの上昇率が高かった。半面、ゴムが下落率のトップ。建設、小売がこれに続いた。

トランプ米政権は16日、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を開始する。交渉の行方によっては日本の自動車メーカーも事業の見直しを迫られる可能性がある。三木証券の佐藤雅己氏は「今日の自動車株は高安まちまちだ。再交渉自体は事前に織り込まれており、始まるというだけで懸念は出てこない。今後の具体的内容次第だ」と話していた。

東証1部の騰落数は、値上がり1116銘柄に対し、値下がりが750銘柄、変わらずが156銘柄だった。