[ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値は前期比0.6%増で速報値と一致した。

一方、前年比は2.2%増となり、速報値の2.1%増から上方改定された。

ロイターがまとめたエコノミスト28人の予想は前年比で2.1%増だった。

国別ではオランダとラトビアの成長率が前期比で最も大きく伸びたほか、スペインの成長率も平均を上回った。ドイツの成長率はユーロ圏全体の平均と一致したが、フランスとイタリアは平均をやや下回った。

キャピタル・エコノミクスのエコノミストは、「ユーロ圏経済が健全なペースで成長を続けていることで、欧州中央銀行(ECB)は来年、資産買い入れプログラムの縮小を開始することにやや確信を強めるとみられる」としている。

ユーロ圏では失業率が2009年以来の低水準となり、景況感が10年ぶりの高水準になるなど、景気回復の勢いは加速。ただ今週に入り発表された6月のユーロ圏の鉱工業生産指数は前月比0.6%低下と、マイナス幅はロイターがまとめたエコノミスト予想(0.5%)を超えるなど、一様ではない。

ユーロ圏経済が第3・四半期にどのような展開になるのか見極めるために、月末に発表される企業・消費者信頼感を示す統計が注目されている。

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