1.概況
本日の日経平均は24円安の1万9729円と小幅に反落しました。TOPIXやJPX日経400も小幅に下げた一方で、新興市場のマザーズ指数は2%の大幅高となりました。昨日の米国市場で主要数が高安まちまちだったことから、日経平均は2円安の1万9750円と小動きで寄り付きました。本日の日経平均は1日を通して大きな値動きが出ず、方向感なく推移しました。日経平均は寄り付き後まもなく一時プラスに転じて上げ幅を30円あまりまで広げましたが、そこが1日の高値となると再びマイナスに転じるなど方向感が出ないまま前場を3円高で終えました。後場に入っても昨日の終値を挟んでほとんど値動きが出ないまま推移した日経平均は結局24円安で取引を終えました。東証1部の売買代金は1兆8757億円と2兆円の節目を割り込み低水準でした。東証33業種は石油石炭製品や水産・農林業、空運業など15業種が上昇した一方でその他金融業や建設業、ゴム製品など18業種が下げています。
2.個別銘柄等
東証1部の売買代金上位銘柄は高安まちまちでした。売買代金トップの任天堂(7974)やKLab(3656)、ソニー(6758)、富士フイルム(4901)、リクルートホールディングス(6098)、SUMCO(3436)などが上昇しました。一方でトヨタ自動車(7203)、三菱UFJ(8306)、三井住友(8316)は下げています。材料が出たところでは、ディスカウント小売のドンキホーテホールディングス(7532)が2.2%安と軟調でした。通期業績が増収増益で着地し、今期の業績予想も増収で営業増益となる見通しを発表しましたが物足りないとの見方が広がったようです。一方でステーキレストランを展開するペッパーフードサービス(3053)は13%近い大幅高となりました。昨日発表した7月の月次既存店売上高が好調だったことが材料視されました。
【VIEW POINT: 明日への視点】
日本市場は大きな値動きが出ず実質横ばいとなりました。引き続き北朝鮮情勢やドル円動向をにらみながらといった状況です。今夜の米国市場では7月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が発表されます。9月に開催されるFOMCでFRBのバランスシート縮小が開始されるのか、また年内に再度の利上げが行われるのかについて世界的な注目が集まっており何らかのヒントとなる情報が発表されるか注目されます。
(マネックス証券 プロダクト部 益嶋 裕)
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