[ロンドン 16日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した統計によると、4─6月の失業率(ILO方式)は4.4%に低下し、1975年以来の低水準となった。市場は横ばいの4.5%にとどまると予想していた。

ただ、依然として物価上昇率が賃金の伸びを上回っている。

EY・ITEMクラブのチーフエコノミストアドバイザー、ハワード・アーチャー氏は「利益成長の停滞は英中銀による利上げ時期の先送りを余儀なくさせる。経済が低迷し、高い不確実性が見込まれる時は特にだ」と述べた。

同時に発表された4─6月の賃金(ボーナス含む)は前年比2.1%上昇。伸び率は3─5月の1.9%から拡大したものの、金融セクターのボーナス支給によって押し上げられた面がある。予想は1.8%上昇だった。

4─6月の実質賃金は0.5%低下した。

4─6月の名目賃金(ボーナス除く)は前年比2.1%上昇。伸び幅は3─5月からやや拡大したほか、予想の2.0%を上回った。

英中銀は今年の賃金伸び率を2%と予想。2018年と19年には上向くとみている。

第2・四半期の労働生産性(時間当たり生産性)は0.1%低下。第1・四半期は0.5%低下だった。

また第2・四半期の外国人労働者数は前年比26万2000人増の合計568万人だった。