[16日 ロイター] - <為替> ドル指数が約3週間ぶりの水準に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が年内にあと1回の利上げを実施するとの観測のほか、地政学的な懸念の後退を背景にドルに買いが入っている。

ドル指数は94.145と、7月26日以来の高水準を付けた。

<ロンドン株式市場> 3営業日続伸。銅価格の上昇に伴い鉱業株が買われ、全体水準を押し上げた。

鉱業大手のリオ・ティントとアントファガスタ、アングロ・アメリカン、グレンコアは2.4%から4.2%上昇した。

<欧州株式市場> 続伸。金属価格の上昇に伴い鉱業株が買われたほか、第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)が上方改定されたことで買い意欲が強まった。

この日は中国の建設支出を材料にロンドン金属取引所(LME)で亜鉛が10年ぶりの高値をつけた。これを受けSTOXX欧州600種資源株指数は2.52%上昇した。部門別で最も好調だった。

フィンランドの鉄鋼大手オウトクンプと英資源大手アングロ・アメリカン、スウェーデンの鉱業・製錬会社ボリデン、スイスの資源大手グレンコアは3.4%から4.2%上昇した。

石油・ガス株指数は0.68%上昇した。

第2・四半期のユーロ圏GDP改定値は前年比2.2%増で、速報値の2.1%増から上方改定された。底堅い経済成長は、アクティブファンドが欧州株について圧倒的に前向きな見方をしている一因だ。

<ユーロ圏債券> イタリアの国内総生産(GDP)統計が堅調な伸びを示し、イタリアとドイツの国債利回り格差が縮まった。

イタリアとドイツの10年債利回り格差は最大3ベーシスポイント(bp)縮小して159bpとなった。

イタリア国家統計局(ISTAT)が発表した第2・四半期のGDP速報値は前期比0.4%増加した。内需が好調だった。

伸び率は第1・四半期と同じで、ロイターがまとめたアナリスト予想と一致した。

伊GDPについて、INGのストラテジスト、マルティン・バン・ブリエット氏は、イタリアとドイツの利回り格差を左右する要因の1つとされる、債務の対GDP比率の押し下げ・抑制につながると分析した。