[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は16日、英国の欧州連合(EU)離脱の前に業務を英国からEUに移転しようとしている銀行について、準備に遅れがみられるとの見解を示した。

ロンドンに拠点を構える国際的な銀行は2019年に英国がEUを離脱するとEU単一市場へのアクセスを失うため、多くの銀行が業務の一部をEU域内に移し、銀行業界の監督機関であるECBからのライセンスを得ることを検討している。

しかし、ECBの銀行監督部門に携わるラウテンシュレーガー専務理事は移転に向けた進展は望ましい水準よりも緩慢だと指摘。ニュースレターの中で「率直に言って、各行はわれわれが望んでいるほど(準備が)あまり進んでいない」との認識を示した。