[シドニー 17日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した7月の雇用統計では、パートタイム就業者の増加を背景に失業率は低下したものの、フルタイム就業者数が減少した。

失業率は5.6%と、予想と一致した。6月の失業率は5.7%に上方改定された。

7月の就業者は全体で前月比2万7900人増加した。ロイター調査では2万人の増加が予想されていた。

ただ増加分はパートタイム就業者によるもの。パートタイム就業者は4万8200人増加した。フルタイム就業者はこのところ増加していたが、7月は2万0300万人減少した。

労働参加率は65.1%。予想は65.0%だった。

キャピタル・エコノミクスのチーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「フルタイムとパートタイムの就業者数と労働時間に関するデータは、最近のデータと比べて明るい内容ではなかった」と指摘。その上で「このところの労働市場の改善は、経済成長、インフレ、金利に対するわれわれの慎重な見通しへの上振れリスクとなる」と述べた。