[17日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケット<.DXY>に対して小幅高。米国家経済会議(NEC)のコーン委員長が辞任するとのうわさで一時的に値下がりしたものの、その後ニュースメディア「アクシオス」のジョナサン・スワン記者がツイッターで、コーン氏辞任のうわさは「100%正しくない」と否定したことで持ち直しに転じた。

この日公表された欧州中央銀行(ECB)議事要旨で過度のユーロ高への懸念が表明されるなかユーロ/ドル<EUR=>は下落。ドル/円<JPY=>は109円台後半での取引。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 4営業日ぶりに反落して取引を終えた。米国の利上げが予想していたよりもゆっくりとしたペースで進むとの見方が浮上し、利上げの恩恵を受ける銀行銘柄が売られた。軟調な決算を発表した欧州最大の日曜大工用品小売り、キングフィッシャー<KGF.L>も値を下げた。

16日に公表された7月25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で一部のメンバーが、最近の物価の弱含みを受け利上げに慎重な姿勢を示したことが分かり、銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>やスタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>、バークレイズ<BARC.L>などの値下がりが目立った。金利が上がると銀行の利幅は拡大するため、利上げ観測の後退は重しとなる。最近好調だったFT350種銀行株指数<.FTNMX8350>はこの日、1.57%低下した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 4営業日ぶりに反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利上げに対する慎重な姿勢がうかがえた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、銀行株が売られた。

欧州で今年最も軟調な部門である石油・ガス株指数<.SXEP>も1.14%落ち込んだ。スイスの衛生機器大手ゲベリット<GEBN.S>は5.8%下落した。第2・四半期決算が市場予想を下回ったことが嫌気された。

オーストリアのレンガメーカー、ウィーネンベルガー<WBSV.VI>は10.5%急落。英国の建設市場について悲観的な見通しを示した。同市場はウィーネンベルガーの通期見通しの10%を占める。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 域内国債利回りが総じて1━2ベーシスポイント(bp)低下した。欧米中銀の議事要旨が公表され、性急な金融刺激策の縮小に対するメンバーらの慎重な見方が浮き彫りとなった。

ポルトガル10年債利回りは6.5bp低下して2.76%と、約1年ぶりの低水準を記録した。米10年債利回り<US10YT=RR>も2.22%にやや低下した。

この日は欧州中央銀行(ECB)が、7月20日の理事会議事要旨を公開した。ユーロの過度の上昇に対する懸念が浮上。良好な資金調達環境はECBの政策に大きく依存しており、「当然視することはできない」との認識が示された。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]