小型紙パックのジュースのよう
充電器本体で吸う手軽なグロー

グロー(glo)は充電器本体で吸えるので便利だが、細長いタバコ・スティックは折れやすいので、本体の小さな穴に出し入れするときに注意が必要 Photo:DOL

 アイコスの次に発売されたのが「グロー」(glo)である。これはブリティッシュ・アメリカン・タバコ(本社イギリス)の製品で、タバコの銘柄は「ケント」である。

 グローが面白いのは、充電器本体にタバコのスティックを挿入して、挿入したまま吸うところにある。つまり機器は一つしかないから、便利ではある。本体ごと吸っているから、はた目にはストローで小型紙パックのジュースを飲んでいるように見える。

 本体の重さは104.3gだから、アイコスより少し軽い。大きさは高さ83mm×幅44mm×奥行き17mmから22mmだ。奥行きに差があるのはアイコス同様、曲面デザインだからである。奥行きに差があるので手から滑り落ちることはない。高級感はある。

 タバコ(ネオスティックという)は普通のタバコと同じ形態で、ちょうど「ケント」のエス・シリーズと同じように細長い。専用のネオスティック「ケント」は3種類あり、やはり普通のタバコ系とミント・メンソール系である。後者が強弱2種類ある。味は、普通のタバコ系はかなり強いポップコーンというか、焼いたトウモロコシのような味がする。

 タバコ・スティックは1箱(20本入り)16.2gで、1本わずか0.4gだから、アイコスの半分しかない。1箱の大きさは高さ86mm×幅56mm×奥行き11mm。1本の長さは82mm、直径5mmと細い。1箱420円、普通の「ケント」エス・シリーズが410円だから、ほぼ同じだ。

 ネオスティックを本体の穴に挿入し、スイッチを入れてスティック全体を加熱する。加熱完了まで、インジケーターが作動しているのでわかりやすい。

 グローの難点は、紙パックをチューチュー飲んでいるようなスタイルと、細長いスティックの出し入れに注意が必要なことだ。電気的なメカニズムは単純なので、エラーしようがない。必ず動作する。喫煙スタイルは慣れれば問題ないだろう。気にしているのは自分だけかもしれない。

 軽くて細長いタバコのスティックを小さな穴に挿入するので、途中で折れそうになる。私の友人(巨大金融機関の幹部)は、吸い終わって取り出すときに折ってしまい、熱いカスを出そうとしてパニックになっていた。