17日に台湾で華々しく発表された「ZenFone」シリーズの新作「ZenFone 4」。ProやSelfieといった派生モデルも同時に発表され、会場は大いに盛り上がったとのこと。ASUSの日本広報に確認したところ、日本への投入は「未定」とのこと。とはいえ、過去のモデルを見るに、いずれ日本に上陸することが期待できる。

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 製品情報や発表会の様子はすでにASCII.jpお伝えしているが(関連記事)、本記事では前モデルのZenFone 3とスペックを比べることで、どの部分が進化したのかをチェックする。

 それでは、ベースモデルのZenFone 3とZenFone 4、そしてフラッグシップに位置付けられるZenFone 3 Deluxe(ZS570KL) とZenFone 4 Proを比べてみよう。なお、ZenFone 3は日本で今年2月になって追加された5.5型モデルのスペックを参考にしており、また、ZenFone 4のスペックはすべてが公開されたワケではないので、未発表の部分は空欄にしているので、ご了承願いたい。

ZenFone 3
ZenFone 3
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ZenFone 4

 まずディスプレーから。日本では先に5.2型モデルが発売されたZenFone 3だが、海外では当初から5.5型モデルが登場している。そしてZenFone 4も同じ5.5型。解像度自体はどちらもフルHD。後述するZenFone 4 Proでも解像度はフルHD止まりだ。

 SoCはどちらもミドルハイクラスのSnapdragonを採用しているが、ZenFone 3は625のみ、ZenFone 4はリージョンによって630と660のどちらかが採用される。ミドルハイのSoCとはいえ、そもそもSnapdragon 625も普段使いにはまったく困らないレベルなので、630も660でも極端に大きな差はなさそうだ(CPUとGPU性能がちょっと違う)。ただ、日本はどちらになるのか気になるところ。

 メモリーと内蔵ストレージはZenFone 3が4GB/64GBだったのに対し、ZenFone 4ではリージョンにより最大6GB/64GBモデルが用意される。標準構成がどうなるかはわからないが、日本でもぜひ6GBモデルも投入してほしい。

 そして発表会でも強調されていたカメラ機能。ZenFone 3の時点でも、0.03秒のオートフォーカスなどカメラが高性能化していたが、今回はリアのメインカメラ、インカメラにソニー製センサーを搭載した。暗所撮影に強く、標準&広角のデュアルカメラを装備し、もはやスマホのオマケというレベルではなくなった。

 バッテリー容量3000mAhから3300mAhとやや大きくなって稼働時間が長くなっているだろうし、指紋センサーとDSDS対応は変わらずと、ZenFone 3ユーザーが乗り換えても違和感なく使えるだろう。残念ながら対応バンドが発表されていないが、日本でリリースされる場合は当然日本向けのバンドに対応することが期待できる。

ZenFone 3とZenFone 4のスペック比較

ハイエンドモデルも大幅進化!
Deluxe vs Pro

 ZenFone 3のハイエンドモデルといえば、ディスプレーサイズが5.7型の「ZenFone 3 Deluxe」。同じ名称で5.5型モデルもあるが、CPUやメモリーなどがミドルハイクラスになり、価格も3万円以上の差があった。そしてZenFone 4のフラッグシップはその名も「ZenFone 4 Pro」。なんかどこかで聞いた名前だが、気にしないことにする。

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ZenFone 3 Deluxe(5.7型)
プロ
ZenFone 4 Pro

 ディスプレーはともに有機ELを採用するが、解像度はフルHD止まり。ただサイズはZenFone 3 Deluxeの5.7型に対し、ZenFone 4 Proは5.5型と無印のZenFone 4。サイズはZenFone 3 Deluxeは名前のとおり約77.4×156.4×7.5mmと大型だったので、男性でも片手持ちが厳しかったが、Proはこれよりは小さくなっている。

 SoCは正常進化のSnapdragon 835へ。Snapdragon 821のクアッドコアからオクタコアになり、GPU性能も上がっている。現在最速級のCPUであるSnapdragon 835を搭載してきたのは、フラッグシップには常に最新の技術を投入するASUSらしい。

 メモリーと内蔵ストレージは最大6GB/128GBとされている。しかし、ZenFone 3 Deluxeは最大6GB/256GBだったので、ストレージはやや負けている。

 カメラ機能はベースモデルのZenFone 4より許可されている。レンズのF値は1.7、4軸の光学手ブレ補正、1.4nmピクセルのソニー製センサー「IMX362」、ASUS独自のRGB解析エンジン「ASUS SuperPixel Engine」、画像エンジンの5つの技術の組み合わせによる「SuperPixelカメラ」などなど、機能がてんこ盛り。リアカメラはZenFone 4が標準レンズと広角だったのに対し、ZenFone 4 Proは標準レンズに望遠(2倍)の組み合わせとなっている。そしてインカメラを含めて、すべてソニー製センサーだ。

 バッテリー容量も3600mAhと余裕のサイズになったので、ハイスペックと長時間稼働を両立してくれそうだ。

 いずれにしてもZenFone 4シリーズの日本への早急な上陸が待たれる。期待して待ちたい。

ZenFone 3 DeluxeとZenFone 4 Proのスペック比較

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ZenFone 4シリーズスペックまとめ

ZenFone 3シリーズスペックまとめ