[18日 ロイター] - 米著名投資家のカール・アイカーン氏は18日、トランプ大統領の特別顧問を退任すると表明した。同氏を巡っては、政府への提言と自身のエネルギー株などへの投資が利益相反を招くとの批判が出ていた。

アイカーン氏は製油会社CVRエナジー<CVI.N>や栄養補助食品販売のハーバライフ<HLF.N>の大株主。ただ、トランプ大統領宛の書簡で同氏は規制改革の顧問を務めたことで「非公表の情報を入手したことも特別な利益を得たこともない」と強調。

民主党などから利益相反との批判が出ていることに関し、「わたしの役割に関する党派的批判が政権に悪影響を与えることを望まない」と説明した。

ホワイトハウスはコメントを避けた。

トランプ政権では辞任や解任が相次いでおり、18日にはバノン首席戦略官兼大統領上級顧問が更迭された。

アイカーン氏は正式な政府職員ではなく、無給で顧問を務めてきた。ただ、政権への関与は強く、プルイット氏の環境保護局(EPA)長官指名に向けたインタビューも行った。EPAはCVRエナジーにも影響があるバイオ燃料政策を担う。

アイカーン氏は昨年ロイターに対し、トランプ氏の大統領選勝利が株価押し上げになると確信したため、11月の投開票直後にトランプ氏の当選パーティーを抜け出し、10億ドルを株式に投資したと明かしている。株価は次の日、急上昇した。

*内容を追加しました。