[ワシントン 19日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は19日、白人至上主義団体と反対派の衝突を巡るトランプ大統領の発言を受け、イェール大学の学友らから財務長官を即刻辞任するよう求める書簡を受け取ったが、自身は職にとどまる意向で、大統領はネオナチと平和的な抗議活動を同一視していないと声明で述べた。

18日付の書簡は、1985年卒業のイェール大学の学友350人以上の署名付きで、トランプ大統領は、自分たちが米国人として尊ぶべき基本と考える価値観と対極をなす価値観を持つ集団に共感を示したと指摘、ムニューシン氏に対し、辞任は「道徳上の義務」だと迫っている。

これに対し、財務長官は19日に声明を出し、「憎しみに満ち、他人を傷つけることを意図する行動を強く非難する。彼らは私や大統領から何ら擁護を受けていない」と述べた。また、「大統領は決して、暴力を是認するネオナチやヘイトグループと、平和的に法に従って抗議を行う人々を同等にはみなしていない」と弁明した。

また、最終的には、学友らは自分が政権にとどまることに納得するだろうと述べた。その上で、政権において達成したい優先課題は税制改革や経済成長、テロリストへの資金の流れを断つことだと付け加えた。