[20日 ロイター] - 今週の米株式市場では、24─26日に米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる米カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムに注目が集まりそうだ。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁ら中銀関係者が参加する会合では、失業率の低下が労働力不足や賃金上昇を招き、インフレ率上昇につながるという教科書的シナリオがなぜ実現しないのか話し合われることになるだろう。

イエレン議長は日本時間25日午後11時に「金融の安定性」について講演する予定。

企業決算では、23日にHPインク<HPQ.N>が第3・四半期(5─7月)業績を発表する。プリンター・コピー機部門の伸び悩みで減益が予想されている。米ホームセンター大手ロウズ<LOW.N>は第2・四半期決算を発表する。

22日の米顧客管理ソフト大手セールスフォース・ドット・コム<CRM.N>の第2・四半期決算では、クラウドベースのソフトウエアの好調に支えられ増収が見込まれている。米高級住宅建設大手トール・ブラザーズ<TOL.N>もこの日に発表する第3・四半期決算で、増収増益が予想される。米国の住宅市場は、雇用市場の改善を背景に着実な回復を見せている。

24日には、米宝飾品大手ティファニー<TIF.N>の決算発表が予定される。

経済指標では住宅関連の指標が注目される。23日に米商務省が7月の新築住宅販売、24日に全米リアルター協会(NAR)が7月の中古住宅販売を発表する。