スターキージャパン マーケティング担当
鈴木信行

新しい耳あな形補聴器「Beans(ビーンズ)」が登場
見えにくくて聞きやすくてリーズナブル!

 スターキーがそのこだわり技術の頂点に位置づけているのが、耳あな形補聴器「OtoLens(オトレンズ)」だ。

 独自の極小化技術により補聴器を外耳の奥、より鼓膜に近い「第二曲がり」の内側に入れ込むことを実現。それにより低音の「抜け」がよくなり、いわゆる「こもり感」がなくなったことでより自然な聞こえに近づいた。ほかにも、ハウリング防止技術など磨き上げた同社の看板技術も満載している。

日本市場向けに、技術をいいとこ取りしているのが「Beans」だ
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 子音がより聞こえやすく、こもらず、ハウリングを起こさず、見えにくい。しかも省電力、ハイパワー。このオトレンズで実現した技術を日本市場向けにカスタマイズした補聴器がこの3月に発売した「Beans(ビーンズ)」である。同社の小型耳あな形補聴器には、オトレンズのほか「ティンパネット」があるが、ビーンズはその中間に位置づけられる。

耳あな形のラインナップを強化! 外からまったく見えないオーダーメイド補聴器として高い評価を得た「OtoLens」の良さと、ほどよく小さく扱いも容易で、価格もリーズナブルだった「ティンパネット」の良さをバランスよく受け継いだのが、新発売の「Beans」だ。※2 2011年1月現在、自社調べ
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 「ひと言でいうとオトレンズとティンパネットのいいとこ取りをした補聴器」(マーケティング担当・鈴木信行氏)だ。オトレンズは究極を目指したハイエンド補聴器だけに、耳の型取り(印象)が厳密なうえ製造にも特別な技術が必要で、コスト面でやや高価な面も否めない。 

 一方ティンパネットはオトレンズより若干大きくなるものの、特別な印象剤や機材を使わず通常の工程で製造できるため、コスト面などで有利になっている。

 ビーンズは印象剤や機材はティンパネットと共通としながら、マイクやレシーバーなどにオトレンズの技術を取り込むことで、ダウンサイジングを実現。ティンパネットより耳あなの奥に入れることを可能とし、より自然な聞こえを再現する。

  「見た目にはティンパネットをひと回りほど小さくしたものですが、装用時に奥へ入るうえに、外側のフェイスプレートの色も変更したことで、さらに目立たなくなったことが好評です」(鈴木氏)

日本初、「水銀0使用」の補聴器用電池を同社が発売。

 ユーザーの聞こえと予算に合わせて音のチャンネル数やバンド数から選択できるよう、「iQ11」「iQ9」「iQ7」の3器種を用意している。

 また器種別に購入後4年から3年の無償修理と、5年目までの一定額修理保証が付くのも手厚いサービスのスターキーらしさだ。

 機能と手軽さと小ささを最大限に実現したビーンズ。国際舞台で活躍されるビジネスパーソンに、ぜひおすすめしたい補聴器だ。

 


*補聴器は、難聴によるコミュニケーション障害の補完を目的とする医療機器であり、耳鼻咽喉科医の診断のもとに購入してください。