[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比85円77銭安の1万9384円64銭となり、4日続落した。為替の円高が一服し小幅高で寄り付いたが、米政治の混乱や北朝鮮情勢への警戒感が重しとなり、買い進める動きは鈍かった。前場中盤から円相場がやや強含むと先物主導の売りで一時100円超安となった。

TOPIXは0.23%安で取引を終了した。セクター別では、ゴムが下落率のトップ。証券、銀行がこれに続いた。半面、海運、電気・ガス、鉱業がしっかり。

週後半には米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムが控えている。欧米中銀総裁の講演も予定されていることから「本来であれば米長期金利上昇期待が膨らみドル高・円安になりやすい。だが、蓋を開けてみると逆方向だ。米韓合同軍事演習に絡んだ地政学リスクを気にして買えないのだろう」(内藤証券投資調査部長・田部井美彦氏)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり938銘柄に対し、値下がりが940銘柄、変わら ずが145銘柄だった。