■ポイント 2
「地盤」「高低差」をまずチェックしよう

  東日本大震災以降、地盤の固さや基礎の状況などをチェックする人が増えた。

「地盤は、やはり大切なチェックポイント。ただし、同じエリアでも土地により地盤の強さは違う。地盤調査の結果はきちんとチェックしておくこと。特に戸建ては、必要に応じて地盤改良工事を行うべき。どんなに立派な建物を建てても、地盤対策がしっかり行われていなければ、安全は得られない。地震に見舞われなくても、地盤沈下で壁にヒビが入ったり、建物が傾くおそれもある」(長嶋氏)

【図4-11】 建物を支える構造 「地震対策された物件を選ぶ」

 エリアの海抜も大切だが、洪水ハザードマップに示された海抜以上に、相対的な高低差のほうが重要だと長嶋氏は言う。

「たとえば、すり鉢状の地形で周辺より低い土地がそう。日本の都市の下水システムは、1時間50ミりを超えるゲリラ豪雨を処理しきれない。水は高いところから低いところへ流れるから、周辺より低いと浸水被害に遭う心配がある」