[ロンドン 21日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)は21日、2015年の経常収支の改定値を発表、赤字幅が従来予測の800億ポンドから980億ポンド(1260億ドル)に拡大した。

経常赤字の対国内総生産(GDP)比は従来の4.3%から5.2%に上昇。同国の経常収支は、欧州連合(EU)離脱を決めた昨年の国民投票以降、注目度が高まっている。

新たな統計処理により、英企業が海外の社債保有者に対して行った利払いの額が従来予測よりも増えたことが赤字拡大の要因。

ONSの首席エコノミスト、ニック・ボーン氏は「英国の金融部門は大規模で複雑であるため、利払い額を正確に測るのは難しい」と説明。「ただ、より良い情報源を活用することで、金融部門についての予測を大幅に改善できた」とした。

ONSは4月に1998─2012年の経常収支の改定値を発表している。16年の改定値は9月29日公表の予定。