[22日 ロイター] - <為替>ドルが堅調に推移。米ワイオミング州ジャクソンホールで開催される経済シンポジウムを控えたポジション調整がドルを押し上げているほか、軟調な独ZEW景気期待指数を受けユーロ売りが出たこともドルの支援要因となっている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場>反発して取引を終えた。鉱業株が買われ相場を押し上げたものの、業績見通しを引き下げた金融サービスのプロビデント・フィナンシャル<PFG.L>が66.2%急落し、上昇幅を圧縮した。

英豪系資源大手BHPビリトン<BLT.L>は2.1%上昇した。通期の基調的利益が大幅に増えたほか、低迷する米シェールオイル・ガス事業について撤退に向けて動いていると発言したことが好感された。

チリの銅生産会社アントファガスタ<ANTO.L>は2.0%値を上げた。上半期利益が大幅増となったほか、配当を約3倍に引き上げた。

プロビデント・フィナンシャルは過去最大の下げ幅。ここ2カ月で2度目となる利益見通しの引き下げが嫌気されたほか、配当を取りやめたことや最高経営責任者(CEO)が退任するとの発表も売り材料となった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場>4営業日ぶりに反発して取引を終えた。鉄鉱石の値上がりと好決算を材料に鉱業株が買われた。

STOXX欧州600種資源株指数<.SXPP>は1.71%上昇し、部門別で最も大幅に伸びた。

英住宅建設大手のパーシモン<PSN.L>は1.8%上昇した。上半期利益が30%増となったことが好感された。

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>は取引時間中に19年ぶりの高値をつけた後、0.3%高まで上昇幅を圧縮して取引を終えた。中国の自動車メーカー、長城汽車<601633.SS>がFCA買収への関心を確認したことが好感されたものの、FCAがまだ協議をしていないと発言したことで値上がりの勢いを失った。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券>イタリア国債利回りが急上昇して、ドイツ国債との利回り格差が5週間ぶり水準まで拡大した。

アナリストらによると、イタリアのベルルスコーニ元首相が並行通貨の導入支持を示唆したという先週末の報道を受け、同国国債が売られた。

10年債利回り<IT10YT=TWEB>は一時9ベーシスポイント(bp)急上昇して2.13%と、3週間ぶりの高水準をつけた。この日は7bp上昇して引けた。1日の上げでは1カ月ぶりの大きさとなった。

イタリアとドイツ10年債利回り格差は170bpに拡大した。今月初めにつけた年初来の低水準(約152bp)から広がった。

来年5月までの選挙実施を控えるなか、ベルルスコーニ氏を巡る報道はイタリアでの反ユーロ感情拡大に対する懸念を浮き彫りにした。

域内他国の債券利回りは大半が横ばいかやや上昇した。米ジャクソンホール会合の週内開催を控え、投資家らは総じて様子見姿勢をとった。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]