[フェニックス 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の初会合で深い溝を埋められなかったことを受け、同協定を破棄する可能性があると警告した。

米アリゾナ州フェニックスでの政治集会で「個人的には交渉が成立するとは思わない。ある時点でNAFTAを打ち切ることになる可能性があるだろう」と語った。

一方でNAFTA破棄が交渉を加速させる可能性があるとの考えも示唆し、「個人的に破棄なしで取引を成立させられるとは思わない」と述べた。

トランプ氏の発言を受け、メキシコのビデガライ外相はツイッターへの投稿で「メキシコは平静さと断固とした態度をもって、将来の国益とともに(交渉の)テーブルにとどまるだろう」と語った。

米ワシントンで20日まで5日間にわたって行われた初会合の共同声明によると、次回の会合はメキシコで9月1─5日に開催される予定。その後、9月後半にはカナダで、10月は再び米国で相次いで会合を開き、年内にはさらなる会合も予定している。