[23日 ロイター] - <為替> トランプ米大統領が政府閉鎖も辞さない構えをみせ、北米自由貿易協定(NAFTA)破棄の可能性に言及したことを受けて、総じてリスク回避ムードが広がり、ドルは対円で下落した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばいで取引を終えた。広告世界最大手のWPP<WPP.L>が大幅安となる一方で鉱業とヘルスケア株が買われた。

WPPは10.9%下落し19年ぶりの大幅安となった。消費財業界のクライアントが支出を削減していると指摘し通期の業績見通しを引き下げたことが嫌気された。WPPは3月には売り上げ見通しを引き下げおり、この日を前に株価は今年既に12%安となっていた。

前日に66.2%急落した金融サービスのプロビデント・フィナンシャル<PFG.L>はこの日、不安定な相場展開の中8%下落し、その後12.1%反発して取引を終えた。

ヘルスケア株は好調で、部門別でFT100種を最も大幅に押し上げた。FT350種鉱業株指数<.FTNMX1770>は1.47%上昇し、6カ月ぶりの高水準を維持した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。通期の売り上げ見通しを引き下げた広告世界最大手の英WPP<WPP.L>が売り込まれ全体水準を押し下げた。投資家らは米西部ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる恒例の経済シンポジウムを控え、金融政策の動向を注視している。

WPPは10.9%下落した。需要の減少に伴い上半期の売り上げが目標に届かなかった。フランスの同業ピュブリシス<PUBP.PA>は3.2%連れ安となった。STOXXヨーロッパ600種メディア株指数<.SXMP>は2.70%低下した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが低下し、8週間ぶりの低水準をつけた。米連邦債務上限引き上げを巡る懸念を背景に低下した米債利回りの動向に追随した。

10年債利回り<DE10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)低下し、0.371%。

米債利回りは低下の一途をたどっている。メキシコ国境の壁建設の予算を確保するためには政府閉鎖のリスクもいとわないとするトランプ大統領の発言に加え、格付け会社フィッチ・レーティングスがこの日、米連邦債務上限が適時に引き上げられなければ、トリプルA格付けを見直す可能性があるとの認識を示したことが材料視されている。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]