[ベルリン 24日 ロイター] - 欧州航空安全機関(EASA)は、エアバス<AIR.PA>の長距離航空機A350―900型機の運航会社に対し、ソフトウエアの更新を指示する緊急指令を出した。油圧系統の過熱による爆発のリスクがあるという。

エアバスは現在100機以上の同型機を納入しており、独ルフトハンザ航空<LHAG.DE>、シンガポール航空<SIAL.SI>、香港キャセイ・パシフィック航空<0293.HK>、カタール航空などが運航している。

指令によると、油圧エンジン駆動によるポンプに過熱の故障モードが見つかったといい、油圧油の温度急上昇につながる可能性があるもよう。問題部分が対応されないまま、燃料タンク発火防止装置の動作不能と重なった場合、油圧油が制御できないほど過熱し、燃料タンク内にある「混合気」(燃料と空気が混ざったもの)の発火につながる危険があるという。

エアバスは短期のソフトウエア更新を航空会社に連絡したと説明。一段の対応が必要かどうかを調査中だとした。

ルフトハンザの広報担当者は、当局の指令に従っており、A350の運航やオペレーションにおける問題は見込んでいないと述べた。

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