[24日 ロイター] - 24日の米国株式市場は、主要株価指数が続落して取引を終えた。米国の政局を巡る不透明感が引き続き重しとなった。

投資家は、ワイオミング州ジャクソンホールで開催中の年次経済シンポジウムで25日に予定されるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演に注目している。両総裁が講演で金融政策の方向性に関する手掛かりを与えるかが焦点だが、どちらも新たなガイダンスを示さないとみられている。

トランプ米大統領は24日、共和党指導部が連邦債務上限引き上げを巡る自身の提案に従っていれば「混乱」は回避できていたと言明し、あらためて批判をあらわにした。

大統領に批判されたライアン下院議長(共和党)はこれを受け、米議会は連邦債務上限引き上げに必要な法案を可決させるとし、債務不履行回避に向け数多くの選択肢があるとの考えを示した。

専門家は、大統領が債務上限引き上げであれ、税制改革であれ、政策課題の実現にこぎつけられるかどうかという問題がある一方で、米経済全体を支援するには何らかの税制改革が不可欠という現実があると指摘する。

セクター別では、最も下げが大きかったのがS&P主要消費財株指数<.SPLRCS>の1.3%安。米食品大手JMスマッカー<SJM.N>が9.5%安と急落したことが響いた。同社は四半期利益が市場予想に届かず、業績見通しを引き下げた。

米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が総額137億ドルの米自然・有機食品小売大手ホールフーズ・マーケット<WFM.O>の買収を週明け28日に完了させる方針を発表したことも売り材料となった。

発表を受け、スーパーマーケットなどの食料品を扱う小売株は軒並み下落。クローガー<KR.N>は8.1%安、ウォルマート・ストアーズ<WMT.N>は2%安で引けた。

米ディスカウントストアチェーン大手ダラー・ツリー<DLTR.O>は5.6%高。5─7月決算で利益と既存店売上高が予想を上回った。

米宝飾品シグネット・ジュエラーズ<SIG.N>は16.7%高。第2・四半期業績が予想を上回ったこと、オンライン宝飾品会社を買収すると発表したことを受けている。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.02対1だった。ナスダックも1.47対1で上げが下げを上回った。

米取引所の合算出来高は約52億7000万株。直近20営業日の平均である60億8000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21783.40 -28.69 -0.13 21839.90 21870.11 21765.82 <.DJI>

前営業日終値 21812.09

ナスダック総合 6271.33 -7.08 -0.11 6294.82 6302.85 6244.57 <.IXIC>

前営業日終値 6278.41

S&P総合500種 2438.97 -5.07 -0.21 2447.91 2450.39 2436.19 <.SPX>

前営業日終値 2444.04

ダウ輸送株20種 9021.12 -65.18 -0.72 <.DJT>

ダウ公共株15種 743.25 -0.75 -0.10 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1085.93 -0.48 -0.04 <.SOX>

VIX指数 12.23 -0.02 -0.16 <.VIX>

S&P一般消費財 702.58 -1.79 -0.25 <.SPLRCD>

S&P素材 339.59 -0.49 -0.14 <.SPLRCM>

S&P工業 571.73 -2.24 -0.39 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 559.93 -7.63 -1.34 <.SPLRCS>

S&P金融 409.65 -0.34 -0.08 <.SPSY>

S&P不動産 201.17 -0.31 -0.15 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 459.39 -0.08 -0.02 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 911.46 +2.58 +0.28 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 157.82 -0.58 -0.37 <.SPLRCL>

S&P情報技術 990.85 -1.22 -0.12 <.SPLRCT>

S&P公益事業 277.37 -0.22 -0.08 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.19億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 19415 + 95 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 19405 + 85 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)