[シンガポール 25日 ロイター] - アジア時間25日午前の原油相場は、ハリケーン「ハービー」が米テキサス州沿岸に接近する中、影響を見極めようと不安定な値動きとなっている。

「ハービー」は米製油所が集中するテキサス州沿岸に向かっており、米本土に上陸するハリケーンの勢力としては12年ぶりの大きさとなる可能性がある。

0036GMT(日本時間午前9時36分)現在、米WTI原油先物<CLc1>は0.6%高の1バレル=47.72ドル。

北海ブレント先物<LCOc1>は0.6%高の52.36ドル。

市場関係者によると、ハリケーンの接近に備えて原油生産を停止する動きが出ていることが相場を押し上げている。

24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では、製油所の停止を受けて原油先物が2%下落していた。

リブキン証券の投資アナリスト、ウィリアム・オラフリン氏は「『ハービー』は原油生産と石油精製の両方に影響する可能性がある」と指摘し、「原油相場はいったん下落していたが、原油生産への影響が大きくなる可能性があるとの思惑からここ数時間は上昇している」と述べた。