[バンコク/コーンケン 25日 ロイター] - タイの最高裁は25日、在任中のコメ買い上げ制度を巡り国に損害を与えたとして職務怠慢の罪に問われているインラック前首相が、この日に予定されていた判決公判に姿を見せなかったことを受け、国外に逃亡したか、もしくは、国内に隠れている可能性があるとの見方を示した。

最高裁は、耳の不調を理由に出廷できないとのインラック氏の説明は信じ難いとし、逮捕状を発行すると明らかにした。さらに、判決公判を9月27日に延期すると発表した。

判決で有罪となれば、最長10年の禁錮刑を科される可能性がある。

インラック氏の弁護士は、同氏が国内にいるかどうかは不明だと述べた。

一方、入国管理当局は、現時点でインラック氏が国境検問所を通過して出国したことは確認されていないと明らかにした。

プラウィット副首相は記者団に対し「すでに国外に逃亡した可能性がある」と述べた。

インラック氏の自宅のドアは閉ざされており、地元メディアによると、朝方から動きはないという。

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