DSDS対応機や4型のコンパクトモデルもあり
目的をしっかり決めてから購入しよう!

 注目のSIMフリースマホを、ASCII編集部がピックアップして紹介する本特集。【高性能機編】【ミドルハイ編】【ミドルクラス編】と紹介してきたが、SIMフリースマホの最後は税抜2万円以下で購入できる【エントリー編】だ。

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ASUSのエントリー機「ZenFone Live」はライブ配信中にリアルタイムで美顔処理を行なうなど、価格以外の注目点も多いスマホだ

 ミドルクラスの層が厚いため、税抜1万円台、それ以下の価格帯のスマホはやや存在感が薄くなったが、DSDS対応のハイスペック機や4型のコンパクトモデルなど、個性のあるモデルも多い。とはいえ、性能的には限界があるのも確かなので、サブ用や通話用など利用目的を決めてから購入するのがオススメだ。

人気SIMフリースマホ
【DSDS対応機やコンパクト機など個性豊かなエントリー編】

●ASUS「ZenFone Live
●ASUS「ZenFone 3 Max(5.2型)
●gooのスマホ「g07+
●gooのスマホ「g06+
●FREETEL「Priori 4
●コヴィア「FLEAZ Que
●Wiko「Tommy
●BLU「GRAND X LTE
●TCL「Alcatel PIXI 4

ただのコンパクトエントリー機にあらず!
動画ライブ配信機能特化の機能が気になる「ZenFone Live」

 税抜1万9800円で5型ディスプレーを搭載する、ASUSのコンパクトなエントリー機の「ZenFone Live」だが、“Live”という製品名にも注目が必要。ライブ配信に特化した各種機能が搭載されている点が大きなアピールポイントとなっている。

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写真のローズピンクのほか、ネイビーブラック、シャンパンゴールドの計3色

 本機の「美人エフェクトLive」では、FacebookやYouTubeなどのSNS用アプリと連携。動画のライブ配信中にあらかじめ設定しておいたレベルで、リアルタイムで美顔処理を行なってくれる。またサウンド面でも端末の上下にあるマイクが、ノイズキャンセリング機能との組み合わせにより、騒がしい場所でもしっかりと音を伝えてくれるという。

 スマホとしての主なスペックは、HD解像度(720×1280)の5型液晶、クアッドコアのSnapdragon 400(1.4GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、2650mAhバッテリー、Android 6.0など。au VoLTEにも対応している。重量も約120gと軽量で、普通のコンパクトスマホとしてももちろん魅力的。カラバリはネイビーブラック、シャンパンゴールド、ローズピンクの3色が用意されている。

ZenFone 3シリーズのエントリーモデル
大容量バッテリー搭載の「ZenFone 3 Max」(5.2型)

 バリエーション多数のZenFone 3シリーズの中でもエントリークラスになるのが「ZenFone 3 Max」の5.2型モデル。“Max”の名前からもわかるように、4100mAhという大容量バッテリーを搭載している。

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カラバリはシルバー、ゴールド、グレーの3色

 主なスペックは、HD解像度の5.2型液晶、MediaTek製クアッドコアCPU(MT6737M 1.25GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、4100mAhバッテリー、Android 6.0など。エントリークラスのディスプレー&CPUながら、カメラ/バッテリーの性能はなかなか。大容量バッテリーの利点を活かし、付属のOTGケーブル経由でモバイルバッテリー代わりにもなる。本体はメタル筐体で背面に指紋センサーも搭載しているのもうれしい点。

 また、ベゼル幅2.25mmという狭額縁により、端末の横幅は73.7mmと比較的コンパクト。対応周波数が多めなので海外用のサブ端末としても適している。カラバリは3色で、ゴールドが印象的だ。

税抜1万9800円なのにフルHD液晶にDSDSに3GBメモリー
リニューアルで完成度が高まった、gooのスマホ「g07+」

 税抜で2万円弱という価格ながら、フルHD解像度の5.5型液晶にMediaTek製のオクタコアCPU(MT6750T 1.5GHz+1GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、13メガ(イン8メガ)に加え、薄型のメタル筐体、背面にタッチ式の指紋センサー、4G+3GのDSDS対応とクラス違いの性能を持つことで大きな話題になった“gooのスマホ”「g07」(コヴィア製)。

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税抜1万9800円でDSDS対応の「g07」が改良されて「g07+」としてリニューアル

 実際には筐体の作りなどに粗を感じさせる部分もあったのだが、そのg07をリニューアルして完成度を高めたのが「g07+」となる。

 具体的な違いとしては「更に高品質なアルミ加工を施し」たというほか、5.5型液晶は省電力性能に優れたIGZOパネルを採用。カメラはフィルターを搭載するなどの改良。さらにネットワーク面では3GのCDMA2000に対応し、auの非VoLTEのSIM(一部を除く)が利用可能になったとしている(au VoLTEやau 4G LTEのデータ通信は非対応)。なお、OSはAndroid 6.0だが、7.0へのアップデートを予定している。

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DSDS対応で背面には指紋センサーも

税抜7800円で4型ディスプレーのコンパクトスマホが
2GB RAM/16GB ROMと実用的なスペックで再登場

 昨秋に発売され、最近では希少な4型のコンパクトサイズと税抜7800円の価格でサブ用途の端末としてもうれしい存在だった「gooのスマホ g06」。発売から半年ほどで売切状態になっていたが、性能が向上して「g06+」として再度登場した。

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価格は変わらず、メモリーとストレージの強化された「g06+」

 具体的な変更点は主にメモリーとストレージ。従来1GB/8GBだったのが、2GB/16GBとなり、実用度が大きく増している。またOSもAndroid 7.0になった。

 4型液晶(480×800)で横幅約63.2mmの小ささなど、そのほかのスペックは大きく変わっておらず、MediaTek「MT6737M」(クアッドコア、1.1GHz)、5メガカメラ(イン2メガ)、1700mAhバッテリーなど。カラバリはgooRed/イエロー/ライトブルー/ブラック/ピンク/インディゴの6色。

最新のPrioriは4000mAhバッテリーで税抜1万4800円
FREETEL「Priori 4」

 FREETELのエントリー機「Priori」シリーズの最新モデル。価格は税抜1万4800円と抑えつつ、4000mAhという大容量バッテリーを搭載するのが特長。

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シンプルながらマットな背面パネルを採用する

 主なスペックは、HD解像度(720×1280ドット)の5型液晶、MediaTek製のクアッドコアCPU(MT6737 1.3GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)と普段使いには問題ない。

 全体的なデザインも安っぽさはなく、洗練された印象。また、マットブラック/シルバー/パープル/ピンク/グリーン/ブルーという6色の背面パネルがすべてパッケージに同梱されるのも、かなりうれしい点だ。

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6色のバックパネルがすべて付属する

goo Simsellerが取り扱うコンパクトエントリー機
2GBメモリー搭載の「FLEAZ Que」

 “gooのスマホ”でおなじみのgoo Simsellerが取り扱う、コンパクトなエントリー機が「FLEAZ Que」(コヴィア製)だ。税抜9800円の価格ながら2GBメモリーと16GBストレージを搭載することで、実用性はまずまず。

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goo Simsellerで販売される4.5型のコンパクト機「FLEAZ Que」

 それ以外のスペックは、FWVGA(480×854ドット)の4.5型液晶、MediaTek製クアッドコアCPU(MT6735A、1.3GHz)、5メガカメラ(イン5メガ)、2200mAhバッテリー、Android 6.0(7.0アップ予定)など。エントリークラスなのは間違いないが、バッテリー容量も含め、なかなかの内容になっている。またセンサー類も充実しており、ジャイロセンサー+電子コンパスの搭載、GPS/GLONASSに加えて「みちびき」にも対応などの特長を持つ。

フランス発のオシャレなエントリー機
Wiko「Tommy」

 フランスに本社を持ち、EU圏では主に若者向けにコストパフォーマンスが高い端末を提供することで、よく知られたブランドになっているWiko。その国内上陸第1弾が「Tommy」だ。

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ブランドカラーのブリーン

 1万円台前半の価格からもわかるように、スペック的にはエントリークラスで、HD解像度の5型液晶、Snapdragon 210(1.3GHz、クアッドコア)、2GBメモリー、16GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)、2500mAhバッテリー、Android 6.0などとなっている。ネットワーク面ではこのクラスでは珍しく、au VoLTEにも対応している。

 注目点はやはりデザインで、シンプルながらもスッキリとした筐体に、ブランドカラーの「ブリーン」という背面パネルのカラバリが印象的。マットな手触りも含めて、実際に使っての心地よさをアピールしている。

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前面はカラバリに関係なく黒。バッテリーの交換も可能なようだ

アメリカのSIMフリースマホで人気のBLUが日本上陸

 日本とおなじく、キャリア販売のスマホが中心のアメリカだが、そのアメリカのSIMフリースマホ市場でシェア1位を獲得したこともあるという「BLU」の端末が日本で発売された。LTE対応の「GRAND X LTE」はスペック的にはエントリークラスだが、メタル素材の採用など、高級感のある筐体が特徴となっている。価格は1万2800円。

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金属筐体採用のBLU「GRAND X LTE」

 スペックは、HD解像度の5型液晶、クアッドコアのMediaTek MT6737 1.25GHz、1GBメモリー、8GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)、2400mAhバッテリー、Android 7.0など。端末のアップデート機能にスパイウェアが含れていたことが海外で報道されたが、日本で販売している最近の端末については、グーグル標準の機能を用いることでその問題はないと同社はコメントしている。

約1万円のAlcatelブランドのエントリー機「PIXI 4」

 AlcatelブランドのIDOLシリーズで知られるTCLコミュニケーションから発売された、約1万円というエントリークラスの「PIXI 4」。MVNOからのセットモデルを始め、家電量販店などで販売されている。

 主なスペックはFWVGA(480×854ドット)の5型液晶、MediaTek製のクアッドコアCPU(MT6735M 1GHz)、1GBメモリー、8GBストレージ、5メガカメラ(イン2メガ)、2000mAhバッテリー、Android 6.0など。カラバリはダークグレイ、メタリックシルバーの2色。

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 次回はLTEに対応したSIMフリーのタブレットを紹介する。最近ではスマホと同じくファーウェイとASUSが積極的に製品をリリースしており、特に2~3万円のお手頃モデルが魅力的だ。お楽しみに!