[コペンハーゲン 25日 ロイター] - デンマークを拠点とする大手乳製品共同組合アーラ・フーズのPeder Tuborgh最高経営責任者(CEO)は25日、ロイターに対し、欧州大陸でクリスマスまでに生乳、クリーム、バターが不足し、生乳価格は上昇するとの見通しを示した。

生産者の生産削減により、世界の牛乳価格は1年前に比べて約28%上昇したが、最近は落ち着きを示している。しかしCEOは世界中で牛乳が品不足になっているとし、「欧州はどこでも乳脂、クリーム、バター製品が大幅に足りない。クリスマスまで、需要を満たすのは全く無理だろう」と述べた。

欧州連合(EU)が2015年に生乳の生産上限を撤廃し、価格が急落したため、昨年は生産者が生産を削減し、今年の価格上昇につながった。

アーラは今年前半に農家向けに支払う価格を19%引き上げた。