<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の109円前半。米ジャクソンホールでの経済シンポジウムの内容を受けて、ドルが売られた流れを引き継ぎ、109円前半で上値の重さが意識された。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は小反落。ジャクソンホール会議は無風通過となったものの、米債務上限問題など引き続き外部環境の不透明要因が意識された。先物に買い戻しが先行し、節目の1万9500円台を回復して始まったが、円高基調が継続する中、買いは続かず下げに転じた。積極的な売買は手控えられ、引けにかけて指数は前週末終値近辺で方向感のない動きとなった。

東証1部騰落数は、値上がり1184銘柄に対し、値下がりが713銘柄、変わらずが126銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.056%になった。マイナス0.040─マイナス0.075%を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物は軟調。

<円債市場> 

国債先物中心限月9月限は前営業日比9銭高の151円17銭と続伸して引けた。前週末の海外市場で、北朝鮮情勢の緊張やトランプ政権の迷走などから米債が上昇したことを受けて、買いが先行した。しかし、高値警戒感が浮上する中、日銀が実施した「残存1年超3年以下」「同3年超5年以下」の国債買い入れで売り圧力の強さが意識されると一時小幅安まで軟化。ただ、追随した売りは限られ、引けにかけて再び買い圧力が強まった。現物市場は底堅い。日銀買い入れ結果をきっかけに一時調整売りが入ったが、引けにかけて幅広い年限で押し目買いが入った。

<CDS市場>

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ27は、低下圧力がかかっている国内金利の動きを反映し、今週はタイトな水準を維持する見通しだ。足元のプレミアムは40bp台前半で推移。ただ、北朝鮮情勢や米政権運営に不透明さがあり、さらなるタイト化には歯止めがかかりそうだ。