[28日 ロイター] - <為替> ドルが対主要通貨バスケットで約1年4カ月ぶりの水準に下落したほか、対ユーロでは約2年半ぶりの安値をつけた。注目されていた前週末のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長とドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演は市場の期待には沿えず、失望感が広がった。テキサス州南部を直撃したハリケーン「ハービー」の影響も懸念されている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> バンクホリデーのため休信。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演でユーロ高に対する懸念を示さなかったことでユーロが上昇し、輸出銘柄中心に株価が下がった。

ドラギ総裁は米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウムでユーロを押し下げるような発言をしなかった。ユーロは対ドルで2年超ぶりの高値をつけた。

輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.37%低下した。

ほとんどの部門がマイナス圏で取引された。中でもSTOXX欧州600種資源株指数<.SXPP>と建設・資材株指数<.SXOP>の落ち込みが最大の重しだった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 米ジャクソンホール会合で中銀トップらが政策に関する大きな手掛かりを与えなかったことを受け、ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>が2か月ぶり低水準をつけた。

米債務上限問題や熱帯低気圧「ハービー」の経済影響を巡る懸念も、安全資産とされる債券市場を下支えした。

ドイツ10年債利回りは約1ベーシスポイント(bp)低下して0.367%の低水準を記録。域内他国の債券利回りも1━2bp前後低下した。

債券利回りは序盤にやや上昇したが、英バンクホリデーに伴い取引が大きく細り、緩やかながらも低下に転じた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]