フィンランドのJollaは8月25日、ソニーモバイル「Xperia X」向けのSailfish OS「Sailfish X」を正式発表した。9月末に欧州、米国など一部地域で発売する予定。価格は49.90ユーロ(税抜、約6500円)。

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Jollaとソニーモバイルの提携は2月のMWCで公表されていたが、その成果となるXperia X向けのSailfish OSが正式発表された

 Jollaは2月のMWCでソニーとの提携を発表。Xperia Xで動作するSailfish OSを提供することを明らかにしていた。

 Jollaによると、発表したSailfish Xはモバイル通信、カメラ、Androidアプリサポートなど、ほとんどの機能が実現されいるとのこと。Bluetooth、気圧計や歩数計などの一部のセンサー、指紋認証、FMラジオなどサポートされていない機能があるほか、含まれてはいるがベータ版レベルの機能もあるとしている。

 インストールについても、長期的には簡単に導入可能なインストーラーを用意する予定だが、初回リリースではLinux搭載PCが必要でコマンドラインツールの操作も要求されるという。

 9月27日に提供されるのはXperiaデバイスにフラッシュできるイメージ(ダウンロード可能なイメージは10月11日に提供予定)、1年間のソフトウェアアップデート(その後は継続プログラムが必要)、Jolla Customer Careサービスなど。Androidアプリのサポート、自動テキスト入力、Microsoft ExchangeサポートはJolla Storeから入手できるという。もちろん端末は別途用意する必要があり、シングルSIM版のSIMフリーXperia Xとされている。

 提供地域はEU圏、ノルウェー、スイス、それに米国とカナダと発表されている。

 Jollaは自社スマートフォン「Jolla」を2013年に発売しているが、当初よりSailfish OSのライセンスモデル確立を図ってきた。これまでIntex、Fairphone、Mi-FoneなどからSailfish OSを搭載したスマートフォンが登場している。