[28日 ロイター] - トランプ米大統領が7月、鉄鋼の過剰生産能力を削減するとした中国側の提案を拒否していたことが、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道で明らかになった。

FTが関係筋の話として伝えたところによると、中国は2022年までに鉄鋼生産能力を1億5000万トン削減することを提案した。ロス商務長官ら一部側近はこの提案を支持していたが、トランプ氏は2回にわたり提案を拒否し、中国製の鉄鋼製品に対する関税を引き上げる方法を探るよう指示したという。

米当局者と事情に詳しい別の関係筋がFTに明らかにしたところによると、ロス商務長官は米中両政府が7月に開いた閣僚級経済対話の1週間前と対話開催中の翌週にトランプ大統領に中国の案を提示したが、大統領は2回ともこれを退けたという。