金を運ぶ七赤社員は
“最強営業マン”

 七赤は、人の役に立つ仕事を好み、お金儲けに縁がある何とも頼もしい社員です。
 そして、ものや情報を流す、伝える、つなぐ人なので、営業や広告宣伝にあたらせるのが、この七赤社員の育て方の基本です。

 知性系の「一」「四」「七」は基本的には全部、営業向きです。
 営業向きで、人と交流するのが得意なので、会社の中における広報マン、宣伝マンにも向きますし、営業マンにも向きます。

 中でも七赤は、「口(くち)」を使う仕事が大得意ですので、営業などは得意中の得意なのです。
もし、七赤の方で内勤の事務仕事をしているとしたら、会社としては宝の持ち腐れです。
早速外に出て、その能力を開花させるよう、育成していきましょう。

<「湖の七赤」部下を持つ上司の注意点>

 もしあなたが、感性系(三碧・六白・九紫)の上司だったとしたら、七赤部下への情報提供は意識的に十分すぎるほど細かく行ってください。
 感性系上司の大雑把な情報の投げやりは、七赤部下が不信感を募らせます。もちろん、感性系以外の上司もです。

 説明・情報不足は、七赤にとってエネルギー不足と同義語ですので、「昨日の会議で○○に進出が決まった。そこで〇〇をもとに〇〇についての分析をやってもらいたい」などと、徹底的に細かく指示を出しましょう。

 同じ知性系の四緑は、同類だから反発するという磁石のような関係を想像してください。
 その反発を和らげるには、上司として部下の意見を十分に聞くという姿勢を見せることです。部下の心の中に隠された不満や不安を引き出すことがチーム力を固めることになります。

「いま、君が不安に思っていることはあるかい? 何でも聞くよ」と、やさしく声をかけてあげてくださいね。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。