<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の108円半ば。午前は北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過したと伝わって108円前半まで下落したが、国内勢の買いを支えに切り返した。午後は次の材料待ちながら落ち着いた値動きとなった。ただ、夕刻に入ると、ドル/円には再び下押し圧力がかかった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は続落。北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過したことを受け、序盤はリスク回避の売りが優勢となり、下げ幅は一時170円近くまで拡大した。直近の安値を下抜け、取引時間中としては5月1日以来、約4か月ぶりの安値水準を付けた。ただ市場は徐々に落ち着きを取り戻し、指数も下げ渋る展開だった。

東証1部騰落数は、値上がり881銘柄に対し、値下がりが989銘柄、変わらずが144銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.057%になった。朝方からマイナス0.04─マイナス0.075%を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物はしっかり。

<円債市場> 

国債先物中心限月9月限は前日比9銭高の151円26銭と続伸して引けた。前日の米債高に加えて、北朝鮮が早朝にミサイルを発射したことをきっかけに地政学リスクが高まり買いが先行し、一時151円28銭と中心限月ベースで16年11月15日以来、約9カ月ぶりの水準に上昇した。流動性供給入札(対象:残存15.5年超39年未満)は無難な結果となったが、30日に予定される日銀買い入れで需給が引き締まるとの思惑から、引けにかけて上値を試す展開となった。

現物市場はしっかり。先物から長期ゾーンを中心に短期筋の買いが入った。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.005%低い0.000%と4月19日以来約4カ月ぶりの水準に低下した。