[ヘルシンキ 29日 ロイター] - フィンランドのニーニスト大統領は29日、米航空機大手ボーイング<BA.N>からの新型戦闘機の購入を否定した。トランプ米大統領は28日、ホワイトハウスで開催したニーニスト氏との共同記者会見で「(フィンランドが)ボーイングから大量のF18戦闘機を購入している」と発言。ニーニスト氏はその場でのコメントを控えたが、その後、否定した。

ニーニスト氏は「販売側では過去の決定と今後の期待とを混合しているようだ。ただ購入を開始していることは確かだ」との見解を示した。

フィンランド政府は2025年までに70億─100億ユーロを調達して戦闘機を刷新する予定。2018年に欧米の航空機メーカーに新型戦闘機の見積もりを依頼し、2020年代の前半に最終決定する見通しという。

政府のワーキンググループでは、購入する可能性がある候補機として、スウェーデンの防衛・航空宇宙企業サーブ<SAABb.ST>の「グリペン」、欧州航空防衛大手ダッソー・アビアシオン<AVMD.PA>の「ラファール」、ボーイングの「スーパー・ホーネット」、米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン<LMT.N>の「F35」、英独伊スペインが共同開発した「ユーロファイター」などを挙げていた。