[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比136円22銭高の1万9642円76銭となり、続伸した。取引時間中としては8月17日以来、2週ぶりの高値水準を付けた。前日の米国株の上昇や一時1ドル110.60円台まで円安方向に振れた為替相場が支援材料となり、主力大型株が堅調に推移した。

TOPIXも続伸。東証33業種中、銀行が上昇率トップ。鉄鋼がこれに続いた。値下がりセクターは海運、石油・石炭、空運など5業種だった。午前中の東証1部の売買代金は9407億円と、商いは低調だった。

日経平均は前引けにかけて上げ幅を拡大し一時154円高となったが、上値追いには慎重な姿勢もうかがえた。「北朝鮮情勢や米債務上限問題もあり、手放しでリスクオンとはなりにくい。東証空売り比率も40%を超える日が続いており、空売りの買い戻しで動いた印象」(水戸証券投資顧問部チーフファンドマネージャーの酒井一氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり1194銘柄に対し、値下がりが684銘柄、変わらずが144銘柄だった。