[モスクワ 30日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は30日、昨年1月にトランプ米大統領の顧問弁護士からモスクワに計画する不動産プロジェクトに関するメールを受け取ったと認めた。ただ、返信はせず、プーチン大統領にも報告しなかったと述べた。

米紙ワシントンポストは今週、顧問弁護士のマイケル・コーエン氏が、モスクワに「トランプ・タワー」を建設する計画を進めるうえで助力を求めるメールをペスコフ氏に送ったと報じていた。

トランプ氏は当時、大統領選に向けた運動を展開していた。

ペスコフ氏は記者団との電話会見で、コーエン氏のメールにはモスクワで高層ビル建設を計画する「特定のロシア企業と特定の人々」について書かれていたと説明。停滞する同計画を実現するため助力を依頼していたという。

ただ、「このようなビジネスの問題に対処するのはわれわれの仕事ではないため、返信はしなかった」と述べた。諸外国から送られてくる数多くの依頼をプーチン氏にすべて報告することはできないと強調した。